今回はサウナとビジネスパーソンの関係について解説していきます。
本記事は医者が教えるサウナの教科書(著:加藤容崇)を参考にしています。
サウナがさらに楽しくなるサウナの良さがたくさん記載してあるのでぜひご覧ください。
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サウナがビジネスマンにおすすめな3つの理由

あなたがサウナに行く理由は何でしょうか?
ヤフー株式会社代表取締役社長CEOの川邊健太郎やホリエモンをはじめ、
さまざまな経営者がサウナ好きを公言しています。
私ラキストも2021年4月に晴れて社会人となり、ビジネスパーソンです。
コンサルタントとして働いているのですが、作業が行き詰まったときは
サウナにいって頭をリセットするようにしています。
コンサルは激務なのはマジです・・・
サウナに行くことだけが私の癒しです。
どうしてビジネスパーソンとサウナが相性がいいのか解説していきます。
サウナがビジネスマンにおすすめな3つの理由:結論
1. 脳をリセットできる
2. アイデアが舞い降りる
3. 見た目が良くなる
それではひとつずつ丁寧に、科学的な根拠も踏まえて解説していきます。
1.脳をリセットできる

サウナに行ったら「脳をリセットできる」というのは
サウナに行ったことがある人なら経験ベースで共感してくれることでしょう。
まずは主観的な話から。
サウナ室内は熱いので余計なことを考えている暇はありません。

プロジェクトの締め切りが迫っている・・・

人間関係にうんざり・・・
サウナの後、水風呂→外気浴へと進み、「ととのう」ときにはもう悩んでいたことは
ちっぽけなものに変わっていることでしょう。
続いて、客観的・科学的観点からのお話。
現代はスマホをはじめ、情報があふれかえっており、情報過多の状態になっています。
ぼーっとしているときでも脳の8割程度はエネルギーを消費しているといわれ、
「脳をいかにオフにするか」
が重要です。
スマホにたとえると、スマホを使用していなくてもバックグラウンドでアプリがムダに稼働している状況から脱出し、エネルギーを消費しない時間が必要ということです。
サウナ以外にも、瞑想(流行りの言葉だとマインドフルネス)など脳をオフにする行動はたくさんあります。
では、なぜサウナがおススメなのか。
それは、比較的安価で容易に、そして強制的に脳をオフにすることができるからです。
1回1000円程度で、特別な技術も必要ありません。
脳をオフにするために自分で努力する必要がほとんどないのです。
サウナに行けば、強制的に脳をオフにすることができます。
マインドフルネスのような特別なことはしなくてもよいのです。
本題に戻り、なぜサウナが脳をリセットできるのかについて解説します。
その前に用語解説をしなければなりません。
DMN…脳が意識的に活動していないときに働いてしまう脳回路
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CEN…脳が集中して活動しているときに働く脳回路
DMN(デフォルトモードネットワーク)は脳の8割ほどのエネルギー消費を占めています。
一方でCEN(セントラルエグゼクティブネットワーク)は5%ほどにとどまります。
対極にあるこの2つの脳回路はトレードオフの関係にあり、一方が活性化しているともう一方は不活性化する仕組みです。
ですので、脳のパフォーマンスを向上させるにはDMNによる脳のエネルギー消費を抑えることが重要です。
サウナや水風呂のような過酷な環境に身を置くと、脳は生命を維持することに必死で、余計なことを考えられなくなる(=DMNの消費量が減る)のです。
- 脳のパフォーマンスを向上させるには、脳をオフにすることが大事
- サウナや水風呂のような過酷な環境に身を置くと、無駄な考えができなくなり
DMNによる脳のエネルギー消費量が減少する
次は 2.アイデアが舞い降りるについて
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